今日は敬老の日だから学校は休み。
でも明日からは文化祭の半月前ってことで、準備が忙しくなる。
だから、その買い出しでまた駅前にやってきた。
「あ、柊ー!」
「いや、何でいるのよ」
集合場所には小道具係の子たちが集まってるのに、なぜか受付係の一ノ瀬までいた。
「受付用の小道具もお願いするから、荷物持ちに来たんだ」
「へー」
「あ、柊の手も持ってるよ。85日経っても、ずっと」
「結構です」
すぐに他の子も来て、近くのホムセンに向かう。
一ノ瀬は私の隣でニコニコしている。
「柊の私服かわいいな」
「普通でしょ」
「めちゃくちゃかわいいよ」
「あー、柊は私服かわいいよなー。制服もさ、」
「は?」
別の男子が反対から顔を出した途端に一ノ瀬の笑顔が引っ込んだ。
男子は引きつった顔のまま、他の子のとこに行っちゃった。
「止めなよ」
「ヤダよ。だって、柊はまだ俺のこと好きじゃないだろ? 気が気じゃないんだ」
「……ばかじゃん」
「知らなかった?」
一ノ瀬はまた笑顔になって私を覗き込んだ。
「……知ってた」
「柊のせいだよ」
なにそれ。
知らんけど。
やたら嬉しそうで、それ以上文句なんて言えなかった。
でも明日からは文化祭の半月前ってことで、準備が忙しくなる。
だから、その買い出しでまた駅前にやってきた。
「あ、柊ー!」
「いや、何でいるのよ」
集合場所には小道具係の子たちが集まってるのに、なぜか受付係の一ノ瀬までいた。
「受付用の小道具もお願いするから、荷物持ちに来たんだ」
「へー」
「あ、柊の手も持ってるよ。85日経っても、ずっと」
「結構です」
すぐに他の子も来て、近くのホムセンに向かう。
一ノ瀬は私の隣でニコニコしている。
「柊の私服かわいいな」
「普通でしょ」
「めちゃくちゃかわいいよ」
「あー、柊は私服かわいいよなー。制服もさ、」
「は?」
別の男子が反対から顔を出した途端に一ノ瀬の笑顔が引っ込んだ。
男子は引きつった顔のまま、他の子のとこに行っちゃった。
「止めなよ」
「ヤダよ。だって、柊はまだ俺のこと好きじゃないだろ? 気が気じゃないんだ」
「……ばかじゃん」
「知らなかった?」
一ノ瀬はまた笑顔になって私を覗き込んだ。
「……知ってた」
「柊のせいだよ」
なにそれ。
知らんけど。
やたら嬉しそうで、それ以上文句なんて言えなかった。



