「じゃ、俺少し寝る」
『あ、はいっ、、!』
「お前ももう教室戻れ。これ以上サボると怒られるぞ」
『うっ、、、』
分かりやすく肩を落とす瑠璃。
ほんと感情が顔に出るなコイツ。
『で、でもまだ辛かったら言ってくださいね、、、?』
「だからお前は世話焼きすぎ」
そう言うと、瑠璃は少し照れたように笑う。
そんな瑠璃の頭に俺は無意識に手を置いていた。
ぽんぽんとなるべく優しく触れる。
ちっせー頭だな、、、強く触れたら壊れそう。
「色々ありがとな」
って何してんだ俺。
驚いたように目を真ん丸にする瑠璃。
「は、はいっ、、!」
「じゃ、おやすみ」
『おやすみなさいっ、、!』
静かに閉まるドア。
部屋に一人取り残される。
「、、、瑠璃、ね」
名前を口に出しただけで、胸の奥がざわつく。
なんなんだよ、これ。
熱はもう下がってるはずなのに。
鼓動だけが、やけにうるさかった。


