渚ちゃんはもう見つけたから、相手は敵だということがわかっている。
「大人の看護師だ!」
暗闇の中から姿を見せたのは白衣を血で赤く染めた男性看護師の姿だった。
手には大きな注射器を持っている。
子供相手なら攻撃もできたけれど、今度の男性看護師は見るからに屈強そうだ。
白衣の下に伸びている両腕は筋肉質で、簡単に倒せそうにないことはひと目でわかった。
こんなことなら私も武器を持ってくるんだった!
後悔してももう遅い。
武器を持っている貴也が一歩前に踏み出して相手とにらみ合う。
「ここは俺が時間稼ぎするから、先に逃げろ!」
また貴也が囮になってしまう。
「大人の看護師だ!」
暗闇の中から姿を見せたのは白衣を血で赤く染めた男性看護師の姿だった。
手には大きな注射器を持っている。
子供相手なら攻撃もできたけれど、今度の男性看護師は見るからに屈強そうだ。
白衣の下に伸びている両腕は筋肉質で、簡単に倒せそうにないことはひと目でわかった。
こんなことなら私も武器を持ってくるんだった!
後悔してももう遅い。
武器を持っている貴也が一歩前に踏み出して相手とにらみ合う。
「ここは俺が時間稼ぎするから、先に逃げろ!」
また貴也が囮になってしまう。



