だけど本当にトイレの花子さんとか、そういう話にそっくりだ。
それがこの遊園地にもあることは知らなかったけれど、なんだか子供だましっぽい。
そんな話を信じる人なんているのかな?
と、思ったときだった。
「鏡の中に入るって、楽しそうじゃねぇ?」
そう返事をしたのは一段目のアイスを食べ終えた浩介だった。
浩介と佳奈美はカチューシャをつけていない。
代わりにおそろいのクマのストラップを買っていた。
「本当だね。不思議の国のアリスみたいだね」
すぐに佳奈美が同意する。
不思議の国のアリスなんて、そんな可愛いものじゃないと思うけれどふたりの目は好奇心に輝いている。
それがこの遊園地にもあることは知らなかったけれど、なんだか子供だましっぽい。
そんな話を信じる人なんているのかな?
と、思ったときだった。
「鏡の中に入るって、楽しそうじゃねぇ?」
そう返事をしたのは一段目のアイスを食べ終えた浩介だった。
浩介と佳奈美はカチューシャをつけていない。
代わりにおそろいのクマのストラップを買っていた。
「本当だね。不思議の国のアリスみたいだね」
すぐに佳奈美が同意する。
不思議の国のアリスなんて、そんな可愛いものじゃないと思うけれどふたりの目は好奇心に輝いている。



