「な、なに!?」
座り込んだままの状態でじりじりと後ずさりをすると、メスを持った子供がこちらへ視線を向けた。
そしてニヤリと笑う。
「お姉ちゃんたち知らないの? この世界に傷つけられた人間はもうどこへも行けない。消えてなくなるんだよ」
脳裏に直接ひびくような不快な声がそう説明する。
「嘘だろ。なんだよこれ! おい、やめろ!!」
浩介の叫び声は手術室の中にこだまして、そしてその姿と共に消えてしまったのだった。
「浩介……うそ、浩介、どこ!?」
佳奈美がパニックを起こしてボロボロと涙をこぼしながら浩介の姿を探す。
私もだんだん呼吸が荒く、苦しくなってきた。
座り込んだままの状態でじりじりと後ずさりをすると、メスを持った子供がこちらへ視線を向けた。
そしてニヤリと笑う。
「お姉ちゃんたち知らないの? この世界に傷つけられた人間はもうどこへも行けない。消えてなくなるんだよ」
脳裏に直接ひびくような不快な声がそう説明する。
「嘘だろ。なんだよこれ! おい、やめろ!!」
浩介の叫び声は手術室の中にこだまして、そしてその姿と共に消えてしまったのだった。
「浩介……うそ、浩介、どこ!?」
佳奈美がパニックを起こしてボロボロと涙をこぼしながら浩介の姿を探す。
私もだんだん呼吸が荒く、苦しくなってきた。



