立ち止まってしまった私に佳奈美が声をかけてきてくれる。
「な、なんとか」
ぎこちなく返事をしている間に浩介がドアの前に立って、それが開いてしまった。
中からムッとこもったような匂いが漂いだしてきて顔をしかめる。
トイレのときに感じたような生ぬるい風が吹いている。
今度の風は鉄の匂いが混ざっているみたいだ。
恐る恐る手術室へと足を踏み入れる。
この部屋もすごく薄暗くて、手術用のライトも点滅を繰り返している。
手術台に横になっているのはもちろん子供で、その横で手術着を着ている先生も、その助手らしき人もすべてが子供の姿だった。
手術室なのに、ここには大人の姿がない。
「な、なんとか」
ぎこちなく返事をしている間に浩介がドアの前に立って、それが開いてしまった。
中からムッとこもったような匂いが漂いだしてきて顔をしかめる。
トイレのときに感じたような生ぬるい風が吹いている。
今度の風は鉄の匂いが混ざっているみたいだ。
恐る恐る手術室へと足を踏み入れる。
この部屋もすごく薄暗くて、手術用のライトも点滅を繰り返している。
手術台に横になっているのはもちろん子供で、その横で手術着を着ている先生も、その助手らしき人もすべてが子供の姿だった。
手術室なのに、ここには大人の姿がない。



