恐怖病院

前回のときは出口に近づいてところで一瞬部屋が暗転して、気がつけた子供たちに行くてを阻まれていた。
今回も同じようになるんだろうか。
そう思って部屋の中央まですすんだところだった。

突如入り口右手のベッドから「キイイイ!」と声が聞こえてきて振り向いた。
そこで眠っていた男の子が目を覚まし、血走った目をこちらへ向けている。

その声に気がついた子供立ちが次々と目を覚ましてベッドから起きてきた。
「嘘でしょ、ちょっと待ってよ」
オロオロしているうちに6人の子どもたちに囲まれてしまっていた。

後ろに3人、前に3人の子どもたちがいる。