次々に襲ってくる看護師や子供の患者たちから逃げることで精一杯で、気がつけば持っていたはずのぬいぐるみはどこかに落としていた。
けれど3人共奇跡的に傷を負わず、あの倉庫2までやってきていたのだ。
手前の倉庫1には子供がふたりいたけれど、ここに敵の姿はなかった。
『3人で絶対にここから出ようね』
アンナちゃんが渚ちゃんと啓太くんの手を握りしめる。
渚ちゃんは頷き、その手を握り返した。
けれど啓太くんは無言のままなにか真剣に考えてこんでいるようだった。
今思えば、啓太くんはあの噂の続きを知っていたのだ。
1人見つかれば、1人いなくなる。
だからこの中の1人はここから出られないこと。
けれど3人共奇跡的に傷を負わず、あの倉庫2までやってきていたのだ。
手前の倉庫1には子供がふたりいたけれど、ここに敵の姿はなかった。
『3人で絶対にここから出ようね』
アンナちゃんが渚ちゃんと啓太くんの手を握りしめる。
渚ちゃんは頷き、その手を握り返した。
けれど啓太くんは無言のままなにか真剣に考えてこんでいるようだった。
今思えば、啓太くんはあの噂の続きを知っていたのだ。
1人見つかれば、1人いなくなる。
だからこの中の1人はここから出られないこと。



