アンナちゃんも啓太くんも、全然怖がっていない。
『ほら、やれって』
啓太くんに背中を押された渚ちゃんはビクリと体を跳ねさせた。
そしてゆっくりと口を開く。
噂なんてきっと嘘。
鏡に向けてなにかを唱える学校の七不思議だってやったことがあるけれど、なにも起こらなかった。
だから今回だってなにも起きない。
『連れて行っていださい』
渚ちゃんがそう言い終わると同時に白い手が鏡の中から伸びていた。
『えっ』
とまどった声を上げたのは啓太くんだけで、アンナちゃんも渚ちゃんも悲鳴を上げる暇だってなかった。
気がついたときにはもう、青白い手に掴まれて鏡の中へと引きずり込まれてしまっていたのだった。
『ほら、やれって』
啓太くんに背中を押された渚ちゃんはビクリと体を跳ねさせた。
そしてゆっくりと口を開く。
噂なんてきっと嘘。
鏡に向けてなにかを唱える学校の七不思議だってやったことがあるけれど、なにも起こらなかった。
だから今回だってなにも起きない。
『連れて行っていださい』
渚ちゃんがそう言い終わると同時に白い手が鏡の中から伸びていた。
『えっ』
とまどった声を上げたのは啓太くんだけで、アンナちゃんも渚ちゃんも悲鳴を上げる暇だってなかった。
気がついたときにはもう、青白い手に掴まれて鏡の中へと引きずり込まれてしまっていたのだった。



