着いたのは、ショッピングモールとデパートの間の小さな路地裏。周りは活気に溢れてるだけに、ここは人気が少なくて静か。でもここで、要くんと2人きりなのが落ち着く。
「泣いて、いいんだよ」
優しい、要くんのこの声が耳の中で何度もこだまする。それと同時に、涙がどっと溢れてきた。そして私と要くんの距離は少し近くなった。でも無理矢理体を触ったりはしない。そこが要くんらしかった。なんでよ、なんで私ってばこんなに要くんのこと意識しちゃってるの。圭が一番なはずなのに。なんでこんなに要くんが気になるの。
「泣いて、いいんだよ」
優しい、要くんのこの声が耳の中で何度もこだまする。それと同時に、涙がどっと溢れてきた。そして私と要くんの距離は少し近くなった。でも無理矢理体を触ったりはしない。そこが要くんらしかった。なんでよ、なんで私ってばこんなに要くんのこと意識しちゃってるの。圭が一番なはずなのに。なんでこんなに要くんが気になるの。



