眩しい光を出すから笑って欲しい


私が心愛の部屋に入っても心愛は特別怒ってはいなかった。逆に嬉しそうなくらい。私のアピール動画見たのかな。でも、私が心愛と話をするのは謝るためだけじゃない。むしろメインは双子だからそっくりでいないといけないという意見に賛成しないことを伝えるため。
「心愛。変なことに気を取られてごめん。」
それを伝えたら心愛は何か言いたそうな顔をした。でも、私は先に口を開いた。
「でも、私は「レア」の売りが私達がそっくりで双子なことだと思ってないから。他のダン スとか、歌だと思っているから。」
心愛の顔は少し暗くなった。それが何故なのかはよく分からなかった。
「うん。私も言い過ぎた。檸檬、ごめん。今から生配信でおしゃべりとか、ダンスとか歌と か色々しない?」
生配信?やったー