星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち

「周防くんと千彰くんは、『同一人物』だよ」
「同一人物?」

思わず、聞き返してしまう。
よく意味が分からなかったから。
戸惑うわたしに、サイカくんは優しく微笑みかける。

「つまり、どちらも周防くんだよ」
「どちらも周防くん!?」

びっくりしすぎて、わたしは口をぱくぱくさせてしまう。
ざわざわと胸が波立つ。
どちらも周防くんって、一体?
固まっていると、サイカくんが説明をしてくれた。

「レゴリス星人って、地球人より成長が遅いんだ」
「地球人より、成長が遅い……!」

その一言に、ピンときた。

『レゴリス星人は、見た目は地球人とあまり変わらないよ。ただし、成長はゆるやか。地球人より成長速度が遅い。『シフトチェンジ』という対象の時間を操る能力を持っているよ』

宇宙人紹介。
確か……レゴリス星人さんのページを確認した時に、そう書かれていた。

「たとえば、レゴリス星人の13歳は、見た目は地球人の3歳になる」
「3歳……! それって……!」

サイカくんの言葉に、わたしはまじまじと千彰くんを見つめる。

「うん。周防くんの本来の姿は千彰くんだ。だけど、彼はレゴリス星人と地球人のハーフだから、『シフトチェンジ』の力を使うことで、自身の見た目を変化させることができる」

わたしは、その言葉に触発されるように。
あの時、周防くんから聞いたレゴリス星人の話を思い出す。