星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち

「わーん!! やっぱり、ガヴィット星人さんだったーー!! ごめんなさいーー!!」

わたしは絶叫とともに、ダッと駆け出した。
どうしよう!?
ガヴィット星人さん、めちゃくちゃ怒っているよーー!!
まるで壁が押し寄せてくるような圧迫感に、わたしは必死に逃げたんだ。
だけど……。
わーん!!
ガヴィット星人さんの方が速いよ!!

(このままじゃ、追いつかれちゃう。そうだ……!)

わたしはさっそうと、カバンから攻略本を取り出す。

(ガヴィット星人さんの紹介ページを見れば、この場をしのぐ手段が分かるかも)

わたしが祈るように足を止めた瞬間――。
バキッ!!
激しい衝撃とともに、持っていた攻略本がはるか遠くに吹き飛ばされてしまう。

「えっ……?」

わたしは一瞬、何が起きたのか、分からなくて、呆然とその場に立ちつくしてしまった。
だけど、次第に自分の置かれた状況が分かってくる。

「うわあっ! 攻略本が……!」

頼みの綱の攻略本が、はるか遠くに吹き飛ばされちゃった!
心臓のドクドクドクって音が、わたしの鼓膜を揺らしている。
わーん!!
どうしたらいいのー!!
そう思っても、攻略本ははるか彼方だ。
ガヴィット星人さんは、焦るわたしの腕にからみつこうとしたんだけど。