星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち

『私は、宇宙が大好き』

そう告げたユリちゃんと同じように、わたしも宇宙が好きなんだ。
宇宙の神秘には、いつだって魅了されてきたから。
そんなわたしが今、星を救うお仕事をしている。
そう思うと、くすりと笑みがこぼれた。

(でも、わたしの心をつかんで離さないのは宇宙……だけじゃない)

宇宙人と地球人のハーフの周防くん。
二人で一緒の時間を過ごす。
こんな地球の日常さえ、わたしには特別な時間だから。

(それに宇宙は持っていなくて、地球が持っているものもたくさんあるってことを。地球は教えてくれた)

新しい生活はきらきらまぶしくて、また一歩、先に進める気がした。
小さな幸せの見つけ方も、家族の愛情も。
笑顔が連鎖(れんさ)することも、幸せが誰かに届けられるということも。
少し予定と違ってしまったけれど、今日という日だって特別になる。

星おこし。
考えることが山ほどある。
だけど、それはどれもがきっと楽しいことで、今から本当に楽しみになってくる。
二人の時は限られている。
だからこそ、この瞬間は永遠だと思ったんだ。