ユリウスはフレデリカに感謝の言葉を述べて
彼女を送り出したあと、
その足でまっすぐに王妃の私室へ向かった。
夫の朝の訪問になんら違和感を感じることなく、
ジゼル王妃はにこやかに夫を迎え入れる。
ユリウスは勧められるがままに椅子に座り、
フレデリカからの報告をジゼルに伝えた。
たちまちジゼルから笑みが消え、
夫からの報告を聞き終えた後、
顔を覆った。
「シャルロットが……生きていて……あの子の息子が、エリザベートを……」
震える声。
その瞳には深い悲しみと罪悪感が宿る。
ユリウスが静かに近づき、彼女の手を取る。
「ジジ、君は何も悪くない。」
「でも……あの子を助けられなかった。妹を……」
「あの頃の君は自分自身のことで手一杯だったろう。それに国王一家は全員処刑されたと言われていた。友好国でもない我々ができることはなかったんだ。」
頷きながらも、ジゼルは涙をこぼした。
ユリウスはそっと彼女を抱き寄せる。
「リサは私たちの大切な娘だ。私たちの娘は、必ず助ける。──約束する。」
淡い朝の光がカーテン越しに差し込み、
二人の影を優しく包み込んでいた。
彼女を送り出したあと、
その足でまっすぐに王妃の私室へ向かった。
夫の朝の訪問になんら違和感を感じることなく、
ジゼル王妃はにこやかに夫を迎え入れる。
ユリウスは勧められるがままに椅子に座り、
フレデリカからの報告をジゼルに伝えた。
たちまちジゼルから笑みが消え、
夫からの報告を聞き終えた後、
顔を覆った。
「シャルロットが……生きていて……あの子の息子が、エリザベートを……」
震える声。
その瞳には深い悲しみと罪悪感が宿る。
ユリウスが静かに近づき、彼女の手を取る。
「ジジ、君は何も悪くない。」
「でも……あの子を助けられなかった。妹を……」
「あの頃の君は自分自身のことで手一杯だったろう。それに国王一家は全員処刑されたと言われていた。友好国でもない我々ができることはなかったんだ。」
頷きながらも、ジゼルは涙をこぼした。
ユリウスはそっと彼女を抱き寄せる。
「リサは私たちの大切な娘だ。私たちの娘は、必ず助ける。──約束する。」
淡い朝の光がカーテン越しに差し込み、
二人の影を優しく包み込んでいた。



