お兄様と出会ってから三ヶ月が経ち、季節は秋になった。それと同時に私の余命は三ヶ月になってしまった。特別やり残したことはない。けれど死ぬのはやっぱり怖い。それになつみやお母さん、そして恥ずかしながらもお兄様と離れたくない。今日も私の中では不気味な音で心臓が音を立てていく。だんだん自分でもわかるほど雑音が混じっている気がする。まぁ、前接近した時お兄様にも言われたしね。あーあ。やっぱり私って死ぬのか。怖いけれど楽かも知れない。最近の私はそればかり考えている。私が余命を受け入れて行動しているのも怖い。何もかもが余命三ヶ月の今になったら怖い。
「あいら。今日の体調はどう?」
余命のことを知ってからお兄様はいつも気遣ってくれる。でも私はアイドルであると言うお兄様の秘密を知っても何もできない。そのうえ「ワカ」と全然違うお兄様にがっかりし出している。最初は隣の部屋にイケメンがいるのにドキドキしたけれどもう当たり前。でも当たり前になってしまったのが怖い。だってお兄様が「家族」ってことになっちゃうじゃん。「家族」は嫌いじゃないけど血の繋がりもないしずっと一緒にいたわけでもないお兄様を「家族」と呼ぶのはヤダ。嫌いなわけじゃない。でもお兄様に対する感情はもっと別の枠に入れたい。そう思ってしまう。
「お兄様。大丈夫よ。ありがとう」
最初はお兄様に対してついついツンツンしてしまったけれどそれもつい最近無くなった。でもこんなに幸せな日々があるのもあと三ヶ月。つまり11月まで。きっと紅葉が綺麗な日々のどこかが私の命日となる。自分でも怖いような怖くないような気がしてる。
「あのさ、思い出を作らない?」
思い出?お兄様と思い出を作るってこと?正直に言うとやってみたい。けれどこの三ヶ月でどれだけ思い出を作ったとしても私は消えるし消えた私は思い出を忘れてしまうだろう。本当にそれでいいの?お兄様は優しくて綺麗だしずっとお兄様を覚えていられる人と思い出を作ったほうがいいんじゃないの。
「一緒に思い出を作るのが私でいいの?」
つい、聞いちゃった。いつもお兄様から余命が少しだからって自分が悪いみたいに言うなって言われてるのに。
「ダメなわけないじゃん。だって僕だってあと少しでいなくなる妹と思い出が作りたいよ」
他の何よりも「妹」と言う言葉がいつしか深く心に突き刺さるようになっていた。。お兄様は私を「妹」扱いする。別の枠には最期まで入れてくれないはず。
「じゃあ。」
私の中途半端な答えにお兄様は少し戸惑ったみたいだけれど私はそれを無視してスマホを開いた。
「あいら。今日の体調はどう?」
余命のことを知ってからお兄様はいつも気遣ってくれる。でも私はアイドルであると言うお兄様の秘密を知っても何もできない。そのうえ「ワカ」と全然違うお兄様にがっかりし出している。最初は隣の部屋にイケメンがいるのにドキドキしたけれどもう当たり前。でも当たり前になってしまったのが怖い。だってお兄様が「家族」ってことになっちゃうじゃん。「家族」は嫌いじゃないけど血の繋がりもないしずっと一緒にいたわけでもないお兄様を「家族」と呼ぶのはヤダ。嫌いなわけじゃない。でもお兄様に対する感情はもっと別の枠に入れたい。そう思ってしまう。
「お兄様。大丈夫よ。ありがとう」
最初はお兄様に対してついついツンツンしてしまったけれどそれもつい最近無くなった。でもこんなに幸せな日々があるのもあと三ヶ月。つまり11月まで。きっと紅葉が綺麗な日々のどこかが私の命日となる。自分でも怖いような怖くないような気がしてる。
「あのさ、思い出を作らない?」
思い出?お兄様と思い出を作るってこと?正直に言うとやってみたい。けれどこの三ヶ月でどれだけ思い出を作ったとしても私は消えるし消えた私は思い出を忘れてしまうだろう。本当にそれでいいの?お兄様は優しくて綺麗だしずっとお兄様を覚えていられる人と思い出を作ったほうがいいんじゃないの。
「一緒に思い出を作るのが私でいいの?」
つい、聞いちゃった。いつもお兄様から余命が少しだからって自分が悪いみたいに言うなって言われてるのに。
「ダメなわけないじゃん。だって僕だってあと少しでいなくなる妹と思い出が作りたいよ」
他の何よりも「妹」と言う言葉がいつしか深く心に突き刺さるようになっていた。。お兄様は私を「妹」扱いする。別の枠には最期まで入れてくれないはず。
「じゃあ。」
私の中途半端な答えにお兄様は少し戸惑ったみたいだけれど私はそれを無視してスマホを開いた。



