それから純さんは微笑んだ。えたいが知れない人だと思う。ていうかどうしよう。私の秘密がバレちゃった。どうしようどうしよう。嘘でも違うって言ったほうがいいかな。
「ほら図星。みんなには黙っててほしいんでしょ。分かったよ。」
私が余命半年だということにして純さんは話を進めていく。
「じゃあ「契約」をしよう。」
契約?ほんとになんなの。この人。頭はいいんだろうけど考えが想像の上をいく。
「今、僕はあいらちゃんの秘密を一つ知った。だから僕も一つ秘密をあいらちゃんに教える。あいらちゃんがバラさない限り僕はバラさない。逆でもそう。どう?契約する?」
さっきは天使に見えていた純さんが今では悪魔に見える。でも、この契約、悪くないかも知れない。だって私は純さんの秘密を知れるんだもん。
「分かった。じゃあ契約する。」
私の答えを聞いて純さんは満足そう。
「僕の秘密はね。僕。アイドルの「ワカ」なんだ」
嘘。純さんが「ワカ」だなんて。信じられない。
「ほら図星。みんなには黙っててほしいんでしょ。分かったよ。」
私が余命半年だということにして純さんは話を進めていく。
「じゃあ「契約」をしよう。」
契約?ほんとになんなの。この人。頭はいいんだろうけど考えが想像の上をいく。
「今、僕はあいらちゃんの秘密を一つ知った。だから僕も一つ秘密をあいらちゃんに教える。あいらちゃんがバラさない限り僕はバラさない。逆でもそう。どう?契約する?」
さっきは天使に見えていた純さんが今では悪魔に見える。でも、この契約、悪くないかも知れない。だって私は純さんの秘密を知れるんだもん。
「分かった。じゃあ契約する。」
私の答えを聞いて純さんは満足そう。
「僕の秘密はね。僕。アイドルの「ワカ」なんだ」
嘘。純さんが「ワカ」だなんて。信じられない。



