ついに今日が私最期の日。恐怖は和らいだような強くなったようなよく分からない。でも私は幸せだったと今なら思える。お兄様やなつみに出会えたし、いろんな思い出もある。勿論生きられるなら限界まで生きて楽しみたかったけれどきっと今日死ぬのが私の限界だ。
でも、昨日からいやこの1週間お兄様とは特別なことはしていないけれど思いやりあって過ごせた。お母さんが今日お出掛け中。きっと最期はお兄様と過ごすことになる。そんな時。急に何かが込み上げてきた。それは涙だった。自分のことなんだから。自分が体験しなければいけないことなんだから泣かないって決めてたのに。
「あいら、大丈夫」
私はもうすぐ私が亡くなってしまうことを自分で察した。でもまだ痛みはない。ネットの話からして持って後30分だろう。泣いているはずなのに冷めているような気がした。
「お兄様、今まで思いやってくれてありがとう。」
そういって私はベッドに上がった。ネットでは最期はベッドに行った方がいいと書いてあったから。
「どういたしまして」
そんなお兄様の表情が今までで1番愛おしかった。離れたくなかったし、勿論離れてほしくなかった。頭に「好き」のに文字が浮かんだ。その瞬間目の前が真っ黒になった。あぁ私はここで死ぬんだ。そう感じる。私はお兄様が好きだ。世界で一番好きだ。恋という意味で好きだ。だから家族エリアに行った時も「妹」と呼ばれた時もリリナさんのことを聞いた時も胸が締め付けられた。そう「恋」を感じてももう私に時間はない。このまま、真っ暗なまま死ぬんだ。なんでもっとはやく気がつかなかったんだろう。そしたら「好き」って言えたのに。私ってばなんでこんなに馬鹿なんだろう。そんな時また暗いのが明るさを取り戻した。
「お兄様、好き。大好き。恋って意味で好き」
つい、そう言ってしまった。お兄様は呆気にとられたようだけど私に残された時間が短いことを理解したようにこういった。
「ごめん。妹として好き。死んでも好き。もう新しい妹なんて作らない。」
また明るさが消えた。振られたのかはよくわからない。でもお兄様が最期に好きって言ってくれた。それが嬉しかった。そして私は闇に堕ちていった。お兄様の「好き」の声を耳にこだまさせながら。
でも、昨日からいやこの1週間お兄様とは特別なことはしていないけれど思いやりあって過ごせた。お母さんが今日お出掛け中。きっと最期はお兄様と過ごすことになる。そんな時。急に何かが込み上げてきた。それは涙だった。自分のことなんだから。自分が体験しなければいけないことなんだから泣かないって決めてたのに。
「あいら、大丈夫」
私はもうすぐ私が亡くなってしまうことを自分で察した。でもまだ痛みはない。ネットの話からして持って後30分だろう。泣いているはずなのに冷めているような気がした。
「お兄様、今まで思いやってくれてありがとう。」
そういって私はベッドに上がった。ネットでは最期はベッドに行った方がいいと書いてあったから。
「どういたしまして」
そんなお兄様の表情が今までで1番愛おしかった。離れたくなかったし、勿論離れてほしくなかった。頭に「好き」のに文字が浮かんだ。その瞬間目の前が真っ黒になった。あぁ私はここで死ぬんだ。そう感じる。私はお兄様が好きだ。世界で一番好きだ。恋という意味で好きだ。だから家族エリアに行った時も「妹」と呼ばれた時もリリナさんのことを聞いた時も胸が締め付けられた。そう「恋」を感じてももう私に時間はない。このまま、真っ暗なまま死ぬんだ。なんでもっとはやく気がつかなかったんだろう。そしたら「好き」って言えたのに。私ってばなんでこんなに馬鹿なんだろう。そんな時また暗いのが明るさを取り戻した。
「お兄様、好き。大好き。恋って意味で好き」
つい、そう言ってしまった。お兄様は呆気にとられたようだけど私に残された時間が短いことを理解したようにこういった。
「ごめん。妹として好き。死んでも好き。もう新しい妹なんて作らない。」
また明るさが消えた。振られたのかはよくわからない。でもお兄様が最期に好きって言ってくれた。それが嬉しかった。そして私は闇に堕ちていった。お兄様の「好き」の声を耳にこだまさせながら。



