恋心未来

学園の休み時間。
「キト、最近なんかあったの?」
親友の雪野花夏が話しかけてきた。
私は迷わず起きたことを花夏に伝えた。
「キト、先輩のことは謝ればいいよ。宿泊行事の時にチャンスはありそうだし。希ちゃんのことはあれ、直接じゃないと誠意とか伝わらないよ。希ちゃんにしてみれば喧嘩したらめちゃくちゃ縋られたんだから。メッセージじゃ希ちゃんには伝わらない。」
花夏のアドバイスは正しい。的確だけれど言っていることが難しい。
放課後。
「花夏様、参りました」
と花夏の家のリムジンがやってきた。
「またね。キト」
と花夏が乗り込んでリムジンはサッと走って言ってしまった。
「キト様。希様とは別のリムジンでよろしゅうございますか。」
うちのリムジンがやってきて私が乗ると数秒で発車した。