正面の方からふくれっ面の永瑠くんが来て、涼くんは眉を細めながら空になった缶をゴミ箱へ投げ入れる。
「はぁ?お前が勝手に消えたんだろうが」
「わぁ悠ちんだっ、こんなとこで何してるの」
「おい聞いてんのか」
全く涼くんの話を聞かず、私に気付くなりスケボーを両手に抱きしめ隣へと座る永瑠くん。
「たまたま涼くんと会って、飲み物おごってもらっちゃったの」
「え、ぼくにも」
「自分で買え」
「ぶぅ!」
いいもーん、と座ったばかりの永瑠くんはスケボーに乗って自販機へ。
メロンソーダを二缶手に戻ってくると永瑠くんは一口で一缶を飲み干していた。
よほど喉かわいてたんだろうなぁ……。
「あ、そうだ涼くん、さっきの送る?」
「さっきの?」
「虹と涼くん、いい感じでうつってて」
スマホで撮った写真を見せれば、
「ほんとだ、なにこれすごいね!送って送って!」
「……一応もらう」
「虹とコラボいい感じ!たつるんたちにも見てもらわなきゃだね」
「かっこいいよね」
「はっ……!?」



