二人が戻ってくるまで、観ていようとずっと永瑠くんにくっつかれたまま、大輝くんも横で観ていた。
二十分ほどして、タンクトップ姿でびたびたのまま竜琉くんたちが戻ってきて。
「戻った」
「あがったわー」
そのままソファの方へ来るから、あわてて私は立ち上がった。
「聞き込みに行ってくる!」
「おわっやだやだ……って、あれあれ?悠ちんってば、赤くない?」
「な、ない!」
ハイネックに顔を埋めながら行こうにも、永瑠くんがなぜか離れず……。
「悠、何慌ててんだお前」
「さっきもだったよな。どんだけ恥ずかしがり屋だよっ」
「いいじゃない、ピュアで。ね」
あまり表情を変えない竜琉くんに、私の赤い顔を笑う涼くん。それに、タブレットを背中にしまいながら優しく微笑む大輝くん。
「べ、別にそんなんじゃ……」
「悠ちんお外行くならぼくも行く!一緒にスケボーしながらいこー」
「え?ちょっと!?……大輝くんタブレットありがとー!」
返事をする間もなく、スケボーを持つ永瑠くんに手を引かれ私は三人に軽く手を振って外へと出た。大輝くんへのお礼を言いながら。



