男装してるのにみんな距離が近いです


シャワー?ってここ、合宿所だからか。
集まる場所ってイメージだったから、そこまで気にしてなかった。二階とか他の部屋に行ったことないしね。

「なんだ悠、お前も浴びたいなら来るか」
「え!?」
「……あーオレも行くわ。お前も浴びろよ、シャワー。永瑠にくっつかれてたしな」
「えーやだ!ぼく悠ちんとこうしてるもん」

立ち上がる涼くんに手を差し出されるも、行かせまいと後ろから永瑠くんが痛いくらい抱きついてくる。

「タオルなら余分にあるから、悠も行ってきていいよ?映画もきりいいしね」

大輝くんまで進めるの!?ま、まあ私今男の子設定だからだろうけど!

「え……い、いいっ大丈夫です!!」
「はぁ?なに敬語になってんだお前。男しかいねぇのにはずかしがってんじゃねーよ」

涼くんに頭を小突かれるも、いや、絶対にムリ!!
いくら男の子のフリをしていても、シャワーはムリだよ!

「ま、いいだろ。いくぞ涼」
「おぉ」

異様に恥ずかしがった私を不思議がる素振りを見せるも、竜琉くんと涼くんはシャワーを浴びに行った。
行かない私に永瑠くんは『えへへっ』とご満悦。