「やっほー!はー……生き返る」
「お前ら何してんだよ」
「あ、ごめん。今どくね」
涼くんのポジションに座ってたから、立ち上がろうとすれば『別にいい』と肩を押されてとめられ、涼くんは肘掛けへと座ってタブレットをのぞく。
だからってわけじゃないけど、用意されたお茶を手渡したみた。
「ん……で、なんか観てんのか?」
「悠のバイブル、実写版バージョンをね」
「ふーん……げほっ!!」
「悠ちん、それおもしろい!?」
お茶を飲もうとしていた涼くんにぶつかって後ろから私に抱きつきに来た永瑠くん。
そのせいで、涼くんがむせてしまった。
「大丈夫?」
「……あぁ」
自然と背中をさすりに行っちゃったけど、嫌がられなかった。
……ぶつかった永瑠くんはにらまれてるのになにも気にしないで大輝くんに話しかけてる。
「あ、たっつんも来たね」
私たちの視線が入ってきた竜琉くんに向くと、この暑さに嫌そうな表情を浮かべていた。
「暑いな……永瑠はなにしてんだ、暑いのに悠にくっついて」
「映画観てたのー」
「そうか、俺はシャワー浴びてくる。大輝、悪いがお茶は冷やしといてくれ」
「了解」



