「は、はぁ!?ど、どこがだよ!つか、つか……なんで、からまれてんだばか!」
え、私?
「涼ちん、噛みかみじゃーん!照れすぎーあはは!」
「私は……喧嘩を見学しようとしてバレて……でも、涼くんたちはあそこで何してたの?」
「別になにもしてな──」
「涼ちんがさ、"ちょっと出てくるわ"とか行ったからついて行ったの。そしたら、なんと!!なんと……なんだと思う?」
あ、あれ、そこで言わずに質問にするんだ……言う流れだったのに。
「なるほどー悠のこと探しに行ったんだ」
「はっ……!?」
「大ちゃんぴんぽん!正解!はなまるだぁ!」
「やったぁ」
「やったぁ、じゃねぇ!ふざけんなっ。なんでオレが新入りを探しにわざわざ、行ってやんなきゃならねぇんだよ」
盛り上がる大輝くんと永瑠くん。
どこからペンを出したのか、赤ペンで白衣に花丸もらってる……。これ、油性ってみえるけど大丈夫かな?
「えー?心配だったんでしょ。時間通りに来ないし、悠ちんはこっちに詳しくないからよくない子たちに囲まれてたら大変!って」
「あらま、そうなの?涼」
「そうなのよ、大ちゃん」



