でもね……残りの三人がなんだかこわいの。
「永瑠、食べてすぐだと牛になるぞ。つかもうなれ」
と、涼くんは永瑠くんのお腹をつつき……いや、どついてる。
「牛?ぼく牛乳好きだからいいよー」
「そういう意味じゃねぇよ……」
永瑠くんに皮肉は通じないらしい。
──って、おっと?
背中に重みが。
肩ごしに確認すると、メッシュ髪が見えたから竜琉くんだと分かった。
「たっつんまでなにしてるのー」
「腹休め」
「腹休めでなんで一悠の背中に寄りかかんだよ」
「とか言いつつ拗ね気味の涼ちん」
寝転がったまま笑う永瑠くん。
なにか言い返そうとするも涼くんは、ふんっと顔をそむけ、まとめてあったゴミをスケボーに乗って出しに行った。
「今の、ヤキモチだね涼。僕もだけど」
「だな」
こそっと大輝くんがつぶやいた言葉に、竜琉くんは頷き返した。



