ハイネックは着てないものの、結局D区へ行ってた時とかわりばえしない服装にしたから。
それに、涼くんがスケボー持ってくると思ったのもあって、パンツスタイルに決めた。
……だけど今、かわりばえのない私を見て地味にがっかりされてる、といったところ。
「なんか、ごめん」
「僕たちが期待しちゃっただけで、まだ全日程が終わったわけじゃないし、これからも沢山遊べるんだから気にしない気にしない」
「次はキュート悠ちんを求む。切実に。……だってこの前の制服だったけどスカート姿かわいかったし!ね、たつるん!涼ちん!」
竜琉くんも涼くんも不満げだったけど、大輝くんたちみたいな期待は抱いてないと思うけど。
「まぁ次があるんだ、今日はいいだろ」
「スケボーの話したからだろ。今日のとこは別にいんじゃねーの何着てても」
どことなく二人から"今日"という部分を強調されたように言われた気が……。
「涼ちん……何着てても、ってことはどんな格好しててもかわいいよって言いたいんだよね」
「は!?ちが──」
「ずっとここで話してても時間がもったいねぇ、行くぞ」
永瑠くんに茶化される涼くんを笑いながら私たちは歩き出した。



