「おい……うそだろ?悠……違うって言えよっ」
元々、ペンダント探しだけでこちらに来ていた私は……もう──そう思っても、言葉には出来なかった。
だからかわりに肩をすくめてみせる。
「え、まさかそうなの?悠」
「……そう、なるから。あいさつに来たの」
「やだ!!やだよ、ぼく!だって、悠ちんのこと好きだもん!これからも──」
「永瑠」
「たつるん……」
そっと首を横に振る竜琉くんに、永瑠くんは続く言葉を口にはせず、泣きそうに瞳をうるませうつむいた。
涼くんはソファに座りなおし肘掛けを叩き、大輝くんはそんな二人を見てうつむく。
竜琉くんの視線も、私からは少し下へと向いていた。
でも、ちゃんと伝えるんだ。
「本当に……皆ありがとう」
少し、目の奥が熱くなるのを感じながらも、なんとか笑顔で言いきれた。
絶対にもう会えないわけではないにしても、ほとんど会うことはなくなるわけで……。
泣かずにちゃんと笑顔であいさつしたかったから。
……良かった。本当に。



