私は何かして欲しくて探したわけじゃない。
けれど、翠花の気持ちも……あ、そうだ!
「ならお願いがあるんだけど」
「なあに?」
「……休みの日にさ──」
✧✧
「おいしっー!」
「ふふ、良かった。でも本当にお礼になってる?」
「なってるなってる」
休みの土日二日を連続で私と遊び倒して欲しい、と私は翠花に頼んだ。
翠花は二つ返事でオッケーしてくれたけど、遊ぶだけで本当にいいのか何度もきかれてる。
今もアイスを食べてる最中、向かい側に座る翠花は不安そうで。
「いいの。私は翠花とゆっくり遊びたかったんだから」
本来、翠花が海外へ行く前の七月に何度か遊んだりしてるけど、今年は出来なかったから。
「一悠が楽しいなら、いいんだけど」
「楽しいよ……すごく」
ようやくゆっくりと遊べてることも楽しいし嬉しい。
だけど一番は、翠花が笑ってくれてて嬉しい。
学校でも……



