男装してるのにみんな距離が近いです


「ひゃあー……!?」

うわぁ!?と、大輝くんの叫びに驚き、私と涼くんの悲鳴が響いた。

「な、なに!?僕の頭になんか振ってきたんだけど!!」
「コンニャクだよーん!」

永瑠くん、暗い中ドンピシャで投げるのすごいんじゃない……?



話のオチは、野良猫が落ちていたベルを鳴らしていただけ、ということだった。
いい時間になり、寝ようと電気を消して声一つなくなった頃──

「ぐはっ」

大輝くんがむせるような声を出すものだから、隣を見れば目の前に永瑠くんがいた。……しかも涼くんも引き連れて。

「来ちゃったっ」
「お、おい永瑠!」
「ちょ……永瑠も涼もなんで僕を台にするの……」
「やっぱり悠ちんのそばがいいんだもん。悠ちん、お布団いれてっ」

どうしたものか、考えてるうちに永瑠くんは私の布団へ。無理やり連れてこられた涼くんも永瑠くんの隣へ。