三人の会話に苦笑いをしながらかばんの中に着替えを整理していると、
「って、永瑠!見て」
「ん?んぎゃあ!?」
「……竜琉がもう隣、取ってやがる」
ただ座っただけでなく、竜琉くんはいつの間にか自分の荷物を布団の近くに置き寝転がっていた。
「なんだよ、ゆずってほしいならかかってこい」
「たっつん、すごい余裕そう」
「こうなれば……ていやぁ!」
まだ布団の場所を決めていない大輝くんたちが顔を見合わせると、それを合図にするかのように三人とも空いてる布団にダイブしてきた。
「きんさだが、大輝だな」
勝敗を竜琉くんが告げる。
「えー!?ぼくじゃないのー!?」
「フフッ、身長がものをいったかな。大きくてよかった……」
よし、とガッツポーズをする大輝くん。
涼くんは舌打ちをし、永瑠くんは半泣きで大輝くんの隣に決まった。
それから、永瑠くんが持ってきたビーチボールやトランプで遊んだ。
ババ抜きでで負けた大輝くんは、永瑠くんから変顔をしてと言われ、渾身の変顔を私たちに見せる。



