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「わーい!お泊りー!夏休み終わりに来てめっちゃ楽しいぎょーじ!」
昨日のがんばりをたたえて……ってわけではないけれど、何か五人で楽しいことがしたいと、昨日の夜にチャットの方で永瑠くんが言ってきた。
それに大輝くんが合宿所にお泊りは?という提案により、私たちは一日合宿所へと泊りに行くことに。
「はじめて二階にあがったなぁ、本当にどこの部屋も寝るだけって感じなんだね」
荷物を置くためはじめて二階にあがれば、大きな部屋が二部屋あった。ふすまを敷居につながっているだけの。ぶち抜いてしまえばとても広い一部屋になる。
もっと個別に部屋があるものかと想像してたけど違ったみたい。
「永瑠は元気だね」
「悠ちんと初お泊りにぼくのテンションはばくあがりなのだー!悠ちんいっぱいぼくと遊ぼうね!」
「うん」
バフッと人一倍大きなかばんを手からはなした永瑠くん。
何が入ってるのか中々の振動だった。
「お前のテンションがくるってんのはいつものことだろ。少しは大人しくしくなれっての」
「悠が来てからはよりパワーアップしたもんね。涼も心なしかツンデレのデレが分かりやすくなったし」



