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私が倒したかった二人は片付いた。
実質総長同士の勝負をしているところには、皆近寄らないのかその周りでやり合っている。
でも私の次なる相手は榊くんだ。今ペンダントを持ってる人は榊くんだから。
だけど行かせまいとしてくる子たちが私の前へとやってきて。
「どいてよ」
歩きながら避けては軽くどついて、永瑠くんや涼くんのもとへと流した。
その子たちを倒してくれる二人に笑いかけて、私は榊くんのもとへ走り、後ろからスライディングして蹴りに行った。
「……っと後ろからも来て、ハサミうちのつもりかな」
さすが、こんなんじゃかすりもしない。
「やろうよ、相手するよ?」
「そいつはいいね、柳井戸竜琉の相手も飽きてきたところだからさ!」
私へと腕を振りかざした榊くん。
服が汚れてる。ってことは竜琉くんの攻撃が当たってる証拠。
逆に竜琉くんは……きれいだ。
「ふふっ」
「なに笑ってるんだい余裕だね」



