男装してるのにみんな距離が近いです



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「わぁ」


白衣を着る大輝くんをのぞいた三人とも学ラン。私は勿論違うけど。

「本気の時は学ランがしっくりくんだよな。外でたら終わりそうな気もするけどよ」
「分かる!あっついもんねー……ぼく腰巻きにしよっと」

窓の外を見る涼くんに、永瑠くんは着ていた学ランを腰に巻いた。

「暑くて倒れられたら話になんねぇからな。涼、脱ぐなら置いてから行けよ」
「そうだね。ま、僕は白衣だからあまり暑くないけど」

うーん、と数秒うなった末に、涼くんはソファに学ランを置いた。

「行くぞ」

竜琉くんの一言で、永瑠くんと涼くんはスケボーを手にし、私たちはD区の外れへと向かった。




もう少しでペンダントが……歩くたびに、気がゆるみそうになるも、それは許されないようで。

「ずいぶんと熱烈な歓迎じゃねぇか」

この間と同じ、シャッターの前まで来れば竜琉くんはニヤリと笑った。
私たちが着いた途端に、私たちを囲うように建物や道から続々と姿を現してきた不良くんたち。