翌朝。
須崎にロビーの演出を見てもらい「いいですね! 素敵です」とOKをもらうと、その足でバンケットホールに向かった。
「青山さん、届いたフラワーアレンジメントはここにまとめて置いてありますので」
須崎に言われて、花穂はテーブルに並べられた20個のアレンジメントを確認する。
大地と大森も、プロジェクションマッピングや音響と照明の打ち合わせを進めた。
「青山、作業終わったら早速リハーサルするぞ」
「はい!」
花穂はフラワーアレンジメントに光る葉っぱや茎を混ぜていく。
なるべく自然の花の美しさを引き立てるように、ひとつひとつ丁寧に仕上げていった。
「浅倉さん、終わりました」
「よし。実際のテーブルセッティングにして、リハーサル始めよう」
「はい」
須崎にも立ち会ってもらい、時間を測りながら通しリハーサルを行った。
「場内の照明、テーブルのアレンジメントが光る時は、グッと落としてくれ」
「了解」
「須崎支配人。風を起こす演出上、テーブルの配置を少しずらしても構いませんか?」
大地は大森や須崎に、次々と改善点を提示する。
もう一度全体を通してリハーサルを行い、満足そうに頷いた。
「よし、これでいこう」
「はい」
真剣な表情の大地に、花穂は早くも胸がドキドキし始める。
開始時刻ギリギリまで何度も確認し、開場の時間が近づくと一旦ロビーに下りた。
エントランスに入って来るゲストは、真っ先に中央のステージに目を奪われている。
「見て、綺麗!」
フラワーシャワーを見上げながら近くまで来ると、足元の光る花びらにも見とれている。
写真撮影するゲストの笑顔に、花穂も嬉しくなった。
「よさそうだな。よし、バンケットホールに戻るぞ」
「はい」
ゲストの楽しそうな様子に励まされ、花穂は気合いを入れてバンケットホールに向かった。
須崎にロビーの演出を見てもらい「いいですね! 素敵です」とOKをもらうと、その足でバンケットホールに向かった。
「青山さん、届いたフラワーアレンジメントはここにまとめて置いてありますので」
須崎に言われて、花穂はテーブルに並べられた20個のアレンジメントを確認する。
大地と大森も、プロジェクションマッピングや音響と照明の打ち合わせを進めた。
「青山、作業終わったら早速リハーサルするぞ」
「はい!」
花穂はフラワーアレンジメントに光る葉っぱや茎を混ぜていく。
なるべく自然の花の美しさを引き立てるように、ひとつひとつ丁寧に仕上げていった。
「浅倉さん、終わりました」
「よし。実際のテーブルセッティングにして、リハーサル始めよう」
「はい」
須崎にも立ち会ってもらい、時間を測りながら通しリハーサルを行った。
「場内の照明、テーブルのアレンジメントが光る時は、グッと落としてくれ」
「了解」
「須崎支配人。風を起こす演出上、テーブルの配置を少しずらしても構いませんか?」
大地は大森や須崎に、次々と改善点を提示する。
もう一度全体を通してリハーサルを行い、満足そうに頷いた。
「よし、これでいこう」
「はい」
真剣な表情の大地に、花穂は早くも胸がドキドキし始める。
開始時刻ギリギリまで何度も確認し、開場の時間が近づくと一旦ロビーに下りた。
エントランスに入って来るゲストは、真っ先に中央のステージに目を奪われている。
「見て、綺麗!」
フラワーシャワーを見上げながら近くまで来ると、足元の光る花びらにも見とれている。
写真撮影するゲストの笑顔に、花穂も嬉しくなった。
「よさそうだな。よし、バンケットホールに戻るぞ」
「はい」
ゲストの楽しそうな様子に励まされ、花穂は気合いを入れてバンケットホールに向かった。



