ワタシだけの王子様

繋がれた手は、程よく暖かくて気持ちがいい

「おお、10分待ちか!ラッキーだね」

「ほんとうだ、!やったね!」

と2人して喜ぶ。

「……そういえば、さっき稀伊太と何話してたの?」

「え?……えーっと、秘密です」

きいーの好きな人の話なんだもん、!湊くんになんて言わないやい!勝手に言うのもあれだし、


「へえ?俺に言えないのか、なんか妬いちゃうな」

「妬く?」

「だって、2人だけにしか分からない話してたんでしょう?……あ、でもいいか」

「え?」

「俺たちも2人だけの話しようよ」

「2人だけの話って?」

「うーん、簡単に言えば内輪ネタかな」


ぜんぜん、簡単じゃない、けど。

私も!秘密のお話したい!