ワタシだけの王子様

「え、?憧れてたって?」

「湊くん、いつも友達に囲まれてて、仲良く楽しそうに笑ってるのが……羨ましいというか、すごく憧れだったの。」

「嬉しいな、音羽ちゃんからは俺の事そう見えてたんだね。すごく嬉しい。ありがとう」

眉を下げて笑う彼はとてもとても愛おしかった。

「あの!!ずっと中学の時から言いたかったんだけど、」

「へ!?!!」私がそう言うと湊くんは謎に驚きながら顔を真っ赤に染めて顔を覆う。

「……あ、えと、湊くんのこと、推してもいいかな。」


ずっと言いたかったこと。推しというか、
その時は王子様に見えていたけれど、

正味そんなに変わらないだろう。