高校は別々になった。 入学式の日の朝、 見慣れない制服の自分を鏡で見て 「これでやっと諦めて前に進めるかもしれない」 なんて思ってた。 実際、私にはちゃんと彼氏ができた。 優しくて真面目で ちゃんと私のことを好きでいてくれた。 それでも、どこかでずっと比べていたのは “吉見くん”だった。