蒼銀の花嫁 〜捨てられ姫は神獣の番〜





 夜。

 儀式を終え、部屋に戻ったセレナは深い息を吐いた。


 「終わった……」


 緊張の糸が緩み、ふらりとその場に座り込む。
 すると、背後の扉が静かに開いた。


 「よくやったな、セレナ」


 アグレイスだった。
 彼はゆっくりとセレナの傍に来て、膝をつく。