「――我々は、新しい王国の形を示したい」 その宣言に、広間の奥でざわつきが再び生まれた。 「対等に統治を担う? 前例のない話だ」 「王族の血統と魔力が王国を支えてきた。それを手放すのか?」 懐疑、反発、困惑……あらゆる声が交錯する。 だが、セレナは一歩前に出て、静かに会場を見渡した。