「これからも……一緒に、歩んでくれる?」 「ずっとだ。約束する。君が望む限り、何度でも手を取る」 ふたりはそっと唇を重ねた。 それはすでに儀式ではなく、契約でもない。ただの“ひとつの願い”を分かち合う行為だった。 空には、幾千の星が瞬いていた。 その中のひとつが、優しく輝きを増し、地上へと落ちていく。 新たな時代が、静かに始まろうとしていた。