厳粛な宣言が、静かな重みを持って響く。 やがて、老練な宰相が一歩前に出て深く頭を垂れた。 「……心得ました。王と王妃の意志、我らも受け入れましょう。改革の支えとなることを、ここに誓います」 その瞬間、空気が緩んだ。 セレナは、喉の奥で息をのみ込んだ。 緊張が、少しずつほどけていく。 隣でそっとリディアが、妹の手に触れる。 「よくやったわ、セレナ。……もう、誰もあなたを見下せない」 その言葉に、セレナの目に光がにじむ。 「……ありがとう、姉さま。私、ようやく、ここに立てた気がします」