翌朝、朝陽がカーテンの隙間から差し込み、部屋いっぱいに暖かい光を注いだ。
セレナは眠りから覚め、隣に寄り添うアグレイスの穏やかな寝顔を見つめる。
(昨日の夜、私たちは本当の意味で繋がれた気がする)
彼女の心に芽生えたのは、揺るぎない決意だった。
王妃としての責務、番妃としての役割。
そして、それらすべてを抱きしめ、前に進む力となる愛だ。
午前の庭園にて、二人は手を取り合いながら静かに歩いていた。
「今日は、君に約束したいことがある」
アグレイスは真剣な眼差しで言った。
「君の不安をすべて受け止め、決してひとりにしないと」
セレナは微笑みながらも、心の奥で響くその言葉に涙をこぼした。
「私もあなたの光になりたい。どんな時もあなたのそばに」
それはただの言葉ではなく、ふたりの心からの誓いだった。



