星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~

扉の先を少し歩くと、今度は襖があり

「この先に父さんと母さんがいるから」

ハルカ君の言葉に緊張しながらも「う、うん」と
返事をし、深呼吸をしていれば

ガラッと突然襖が開き…


「おっ、やっぱり悠と星さんだったのか」


そこにはハルカ君のお父さん…だろうか。
体格の良い、目元もどこかハルカ君に似た男の人が
表情を柔らかくしながら私達を見ていて…

「…響さん、突然開けないでよ。
ヒカリもびっくりするでしょ…」

ハルカ君は私を見て、「ヒカリ、大丈夫?」と
心配している様子だった。

「え、?あ…大丈夫だよ、」

と、私が言った瞬間、

「ちょっと響さん、悠とヒカリちゃんが部屋に入るまでは待っててって言ったのに...」

ハルカ君のお父さんの後ろから女性の声が聞こえ
たかと思えば、先ほど玄関で会ったハルカ君の
お母さん…ルナさんが顔を出した。