星の雫 ~私の彼はヤクザの跡取り~



「…悠、間違ってたら申し訳ないんだけど、
もしかして彼女出来た?」

ある日の朝食時、前に座る悠に聞いてみた。
響さんは既に仕事に行っており、2人きりの時
何となく気になりあくまで自然に会話の一貫として
聞いてみれば


「…え、な、何で?」


悠は箸を止め、驚いた様子で聞いてきた。
いつも冷静な悠が珍しく焦っており、


「え、あ…いや、最近携帯でよく電話してる所を見るから…。会話とかは聞いてないからね!
あくまで雰囲気で…そう思ったというか…」


私も不審に思われないように焦って返せば


「…」


悠は少しの沈黙の後、


「…うん、彼女いるよ」


どこか恥ずかしそうな様子で、口にした。