朝からお父さんがいなかった。
いや、まあ、最近は私のほうから避けてたわけだけど、今日はそんな必要もないらしい。
東雲のメンバーであろう大人も、今まで見たことがなかった人も、家の中でバタバタしている。
「ごめんね、みく。昨日の夜から暴れだしたグループがいるみたいで、緊急体制を敷くってあわただしいのよ」
お母さんがエプロンをたたみながら言う。
「それって、西明かりってやつ?」
「あら、みくも知ってるの?」
お母さんは私の言葉に驚いた表情を見せた。
お父さんが言っていたのはこういうことか。
この前お兄ちゃんたちが呼び出されていたのも、その西明かりってやつらのせい?
そのとたん、長々説教されたことを思い出してぶるっと震える。
さすがにあれはちょっとこたえた。
みんな、次期リーダーに向かって言っているとは思えないほど容赦なかったよ!
「だから二人と一緒に登校してね。みくのこと、頼んだわよ」
「「はい」」
お兄ちゃんと大聖が声を合わせた。
「うげっ」
と思わず声を漏らしてしまう。
大聖は渋い顔をした。
「うげとはなんだ、うげとは」
「いーや、なんでも……」
「お嬢はいつまでたっても納得してくれませんね」
納得してたまるもんですか! 少し前までただの兄妹だったのに!
腹が立つから思いっきりにらんでやる。
そしたら、お兄ちゃんは困ったように眉を下げた。
仕方ない。今日くらいは一緒に行ってやるか。
また怒られたくないし。
いや、まあ、最近は私のほうから避けてたわけだけど、今日はそんな必要もないらしい。
東雲のメンバーであろう大人も、今まで見たことがなかった人も、家の中でバタバタしている。
「ごめんね、みく。昨日の夜から暴れだしたグループがいるみたいで、緊急体制を敷くってあわただしいのよ」
お母さんがエプロンをたたみながら言う。
「それって、西明かりってやつ?」
「あら、みくも知ってるの?」
お母さんは私の言葉に驚いた表情を見せた。
お父さんが言っていたのはこういうことか。
この前お兄ちゃんたちが呼び出されていたのも、その西明かりってやつらのせい?
そのとたん、長々説教されたことを思い出してぶるっと震える。
さすがにあれはちょっとこたえた。
みんな、次期リーダーに向かって言っているとは思えないほど容赦なかったよ!
「だから二人と一緒に登校してね。みくのこと、頼んだわよ」
「「はい」」
お兄ちゃんと大聖が声を合わせた。
「うげっ」
と思わず声を漏らしてしまう。
大聖は渋い顔をした。
「うげとはなんだ、うげとは」
「いーや、なんでも……」
「お嬢はいつまでたっても納得してくれませんね」
納得してたまるもんですか! 少し前までただの兄妹だったのに!
腹が立つから思いっきりにらんでやる。
そしたら、お兄ちゃんは困ったように眉を下げた。
仕方ない。今日くらいは一緒に行ってやるか。
また怒られたくないし。



