私に無関心な彼は激重でした。



「もうすぐ未來の誕生日だね?」

あ、すごく思い出に浸ってしまっていた。

「あ、そうだね。」

「何が欲しい?」

大晴は自分で選んだものをプレゼントするのではなく「その人が欲しいもの」をプレゼントしてくれる。そういうとこもだいすきだ。

「んー、」しばらく考え込むが今は特に欲しいものがない。
強いて言うなら消しゴムがボロボロになってきたから新しい消しゴムが欲しい、くらい。

でもそんなお願いをしても断られるのは目に見えている。「あ、…お揃い」

「お揃い?」と聞いてくる大晴。

「そ、お揃い、私たち、お揃いのものとかないでしょう?」

「たしかに、」「でも、キーホルダーとかのお揃いじゃなくて、私たちだけのお揃いみたいな、のが欲しいかも、」と誕生日でしか言えない我儘を精一杯大晴にぶつけてみる