私に無関心な彼は激重でした。

「ほら、無自覚かもしんないけど、未來ってね話してる時に身振り手振りが大きいんだよ。知ってた?」

ふふっと軽く笑いながら聞いてくる大晴。

「知らない、」

「動くたびに揺れる髪の毛とか、4秒ごとに変わる表情とか、とにかく愛おしくてたまんなかった。」

どんどん知らない大晴が見え隠れしてくる。

「あー、あとはキス…だっけ?キスだって俺の方がしたかったよ多分。」

口角を片方だけあげて、ドヤ顔気味にふふんと笑う大晴。

「じゃ、なんでしてくれなかったの?
ずっとしたかったのに、!」

「そういうとこだよ。未來。すぐそうやって俺を舞い上がらせる。」

「え、?」

「キス、ねだられたときどんだけ我慢したと思う?すっごく興奮したよ。」

興奮?私に?

「キスねだられてる時だけとは限んない、お風呂上がりとか、耳に髪かける仕草とか
とにかく最近の未來はえっちだから無防備に近づけなかったの!」

えっち、嘘、大晴そんなこと思ってたの?

「あ、今引いたね。こんなの私が知ってる大晴じゃない〜って思ったんじゃない?
…だから言いたくなかったのに、」

え、たしかに、『こわい』って思っちゃったけど、そんなことは思ってないよ?