私に無関心な彼は激重でした。

大晴side

目の前に座っているクマを握りしめて
これでもかというほどに力を込めた。

別にクマに恨みがあるとかではないけれど、
この気持ちをどこに投げかければいいのかが
分からなくてとりあえずクマに精一杯の愛をぶつけてあげる。


なんで、なんでこんな可愛いことを?クマからほんのりいい匂いがする、それでさっき未來が握っていたからな?少し温かい。かわいいかわいいかわいい。今すぐにでも鼻に押し付けてやりたいところだけど、未來が隣に居るというのにそんな事をしたら引かれてしまう。

がまん、我慢。

ああ、好きだ。さっきからずっと隣からほんのり日焼け止めの匂いがしてかわいいし、
もうほんとに好きだ。毎回未来のことを想うと語彙力が無くなってしまうほどに大好きなんだ。こんな俺をどうか許してくれ、俺はいつだって未來をめちゃくちゃにしてやりたいし、いつこの気持ちが爆発してしまうのかも分からない。

だからこそ、だからこそこっちから引いていかないといけないんだ。