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そして、その日のホームルームの時間。
「――というわけで、今月行われる1泊2日の宿泊研修の班決めを行うぞ〜」
先生のセリフに教室全体がざわざわと賑やかになる。
行き先は秋霜学園が保有する山奥にある研修施設で、親睦を深めるためのレクリエーションがメインなんだとか。
「班は5人1組。男女混合でも構わんから、自由に組んでいいぞ〜」
じ、自由……!
少しだけハードルの高いその言葉にきょろきょろと視線を迷わせていれば、ふと隣の秋月くんと目が合って。
じっと瞳を重ねるように見つめてくる秋月くんに、珍しいなあと思わず首を傾げてしまう。
「どうしたんですか……?」
「、あんた――――「え〜まちっ、もちろん一緒だよね〜?!」
秋月くんの躊躇いがちに細められた瞳に気づいたとき、ぎゅうっと後ろからやわらかな熱に抱きしめられて、驚きから肩が揺れる。



