ファンタジー
完
泉野ジュール/著

- 作品番号
- 1756909
- 最終更新
- 2025/07/26
- 総文字数
- 8,983
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,957
- いいね数
- 5
ぼくは命をかけて愛しい姫さまを守った──そして死後、転生したらしい。
蝶に。
ぼくの死を嘆いて墓標を抱いて涙を流している姫さまのもとに
彼女の婚約者である王立海軍将軍グラントが現れる。
こいつは「くせもの」だ。
姫さまが好きなくせに。
姫さまを守る護衛であるぼくにさえ嫉妬していたくせに。
姫さまの前では冷たい無表情ばかり。
姫さまはこいつに嫌われているのだと思って、毎晩枕を濡らしていた……
だって、ぼくは知っている。
こいつの代わりに姫さまの寝台を毎夜温めていたのは、ぼくなのだから。
* * *
大好きな「姫さま」を守って死んでしまった護衛騎士の「ぼく」が
束の間、蝶に転生して彼女を見守るおはなし。
【切ない系展開を含みますが、いわゆる悲恋ではありません】
蝶に。
ぼくの死を嘆いて墓標を抱いて涙を流している姫さまのもとに
彼女の婚約者である王立海軍将軍グラントが現れる。
こいつは「くせもの」だ。
姫さまが好きなくせに。
姫さまを守る護衛であるぼくにさえ嫉妬していたくせに。
姫さまの前では冷たい無表情ばかり。
姫さまはこいつに嫌われているのだと思って、毎晩枕を濡らしていた……
だって、ぼくは知っている。
こいつの代わりに姫さまの寝台を毎夜温めていたのは、ぼくなのだから。
* * *
大好きな「姫さま」を守って死んでしまった護衛騎士の「ぼく」が
束の間、蝶に転生して彼女を見守るおはなし。
【切ない系展開を含みますが、いわゆる悲恋ではありません】
- あらすじ
- いつか姫様と将軍の話をしっかりじっくり書いてみたいということでファンタジー小説大賞「1話だけ部門」に参加させていただいております。
アイリーンとグラント将軍の物語の冒頭として、お楽しみください♡
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